昔から憧れていた
「鳶職人」という仕事
鳶工
入社 2020年
鳶職人歴12年
古田 龍二
16歳から鳶の世界で働き続けるその訳とは
中学生の頃、街で足場を組んでいる鳶職人を見て、
「かっこいいな」と思ったのが最初のきっかけでした。
高い場所も元々好きでしたし、普通の人ができないような仕事をしている姿が、単純にかっこよかったんです。
最初から平気だったわけではなく、やはり高い場所は怖かったです。
この業界は18歳になるまで上に上がれないので、最初の2年間は材料を運んだり、下でできる仕事をしていました。
でもその間に現場にも慣れて、仕事の流れも少しずつ分かってきました。18歳で初めて上に上がった時は怖かったですが、慣れてくると逆にワクワクするようになりました。
正直、勉強はかなり苦手だったからです。
漢字も読めなかったので、仕事を初めてからは、携帯で調べながら覚えてたレベルでした。
だから進学より、働くを選びました。
やはり現場は楽しいです。
色々な職人さんがいて、みんなで一つの建物を作っていくということは、最初はしんどいですが、完成が近づいてくると達成感があります。
人間関係も、最初は慣れない部分がありましたが、長く続けるうちに自然と仲良くなっていきました。今は普通に楽しいですね。
やはり一番きついのは夏です。
暑いですし、朝も早いので、最初はかなりしんどかったです。でも結局は慣れだと思っています。夏も続けていくうちに体が慣れてきますし、冬も動いていれば自然と慣れていきます。
鳶は、自分の中では「華がある仕事」だと思っています。
普通の人が見られない景色を見られますし、普通の人ができない仕事をしている感覚があります。特に忘れられないのが、万博の現場に入った時です。上から海や会場全体が見えて、「すごい場所で仕事をしているな」と感じました。
うちの会社は、現場に難しい年齢になったら内勤など、できる分野に移動はできますが、今後については、正直まだあまり決めていません。
でも、体が動くまでは現場で働きたいと思っています。